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さんじゅ篤志のフェイスブックの記事より。

2018.10.28「大人音♯6」無事終了です。足を運んでいただいた皆さま、心から御礼申し上げます!

今回はユーミンのカバー(「ひこうき雲」「『いちご白書』をもう一度」)を演奏し、MCにて歴代セールスをお話致しましたので、簡単にまとめを掲載致します。

まず歴代シングル売り上げランキングTOP5。

1位 真夏の夜の夢(1993.7-142万枚)…TBS系ドラマ「誰にも言えない」主題歌!アルバムの女王と呼ばれていたユーミンだが、初めてシングルでもミリオンセラーを記録!

2位 Hello,my friend(1994.7-136万枚)…CX系月9ドラマ「君といた夏」主題歌として大ヒット!

3位 春よ、来い(1994.10-116万枚)…NHK連続テレビ小説「春よ、来い」主題歌!1曲+カラオケの500円で発売され国民的ヒット曲に!この作品でシングル3作連続ミリオンを達成!

4位 守ってあげたい(1981.6-70万枚)…映画「ねらわれた学園」主題歌として大ヒット!

5位 あの日にかえりたい(1975.10-62万枚)…TBS系ドラマ「家庭の秘密」主題歌&三菱電機ダイヤトーンステレオCMソング。荒井由実時代の代表曲にして1970年代の代表曲とも言える名曲!

※当日MCはレコード時代のセールスを除外したため5位は「輪舞曲」と発表しました。また、当日演奏したバンバンに提供した「『いちご白書』をもう一度」は75万枚の大ヒットを記録しています!

さて、MCでお話したようにユーミン先生の代表曲はシングルカットされていないアルバムの名曲が本当に多い!それはそれだけユーミンがアルバムを聴かれていたアーティストだったと言えると思います。

では彼女のアルバムは時代とともにどのような売れ方をしていたのでしょうか?

1975年に荒井由実としてデビューし、2枚目の「コバルト・アワー」がロングヒットし46万枚を売り上げ、1枚目~1977年発表の4th「14番目の月」までの全作品が25万枚を越えるセールスを記録!その間の1976年に発表されたベストアルバムも50万枚を越え、当時としてはかなりの大ヒット!

その後1980年までの5作品は15~20万枚程度に落ち着くが、1981年「SURF & SNOW」が43万枚を記録すると1982年以降は50~70万枚と安定したセールスを続け、1989年「Delight Sight Light KISS」では158万枚を売り上げ、自身初のミリオンセラー、そして年間1位の大ヒットとなった!

その後1996年「カトマンドゥ」まで8年にわたり8作品連続でミリオンを記録!

その間、1990年「ラヴウォーズ」は160万枚売り上げ年間1位を記録!

1991年「天国のドア」では197万枚で年間1位と更に当時のアルバムセールスの
日本新記録を樹立!

1995年、ミリオンヒットシングル「Hello,my friend」「春よ、来い」の2曲を収録した「ザ ダンシング サン」は217万枚を売り上げ、自身のオリジナルアルバム初にして唯一のダブルミリオンとなる!

その後はCDの市場の減少とともにユーミンのセールスも減少するものの、1999年に発表のベストアルバム「ノイエムジーク」は325万枚を売り上げ、自身初のトリプルミリオン+自己最高のセールスを記録!

2000年代以降の作品は平均して15万枚くらいを売り上げおり、固定客に支えられているといった印象。

2012年に発表されたベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと」はCDが売れない時代背景のなか83万枚を記録し、その人気を証明した!

今年、その続編とも言えるベストアルバムが発表され話題になったのは記憶に新しい!

というわけで1975年から現在に至るまでの「アルバムの女王」のセールスから見る足跡でした!