今回の大人音ではLe Coupleさんの「ひだまりの詩」を出演者皆でセッション!
相方以外の声にあわせてハモったのはかなり久々だった気が。
「ひだまりの詩」は1997年に発表された楽曲で、大ヒットしたドラマ「ひとつ屋根の下」のパート2にて毎回絶妙なタイミングで流れる挿入歌のタイアップで、当時ほぼ無名だったLe Coupleさんながら累計155万枚を売り上げる大ヒットを記録しました!
20年以上の歳月を経て尚愛される名曲であります。
1990年代の当時はドラマに起用されるだけで、場合によっては100万枚クラスの売り上げが約束されているというケースがしばしばあるほど、ドラマタイアップ=ヒットという方程式がありました。
ではそんな、トレンディードラマも日本の音楽業界も全盛だった1990年代のドラマタイアップ楽曲の売り上げランキングは?
ベスト5のラインナップはやはり、日本を代表するアーティストの代表曲中の代表曲でした。
5位 Dreams Come True「LOVE LOVE LOVE」
…1995年発表。常盤貴子・豊川悦司主演のTBS系ドラマ「愛していると言ってくれ」主題歌。249万枚。
4位 小田和正「ラブストーリーは突然に」
…1991年発表。鈴木保奈美・織田裕二主演のフジテレビ系ドラマ「東京ラブストーリー」主題歌。259万枚。
3位 Mr.Children「Tomorrow never knows」
…1994年発表。フジテレビ系ドラマ「若者のすべて」主題歌。おそらくキムタクが主演以外でレギュラー出演した最後の連ドラ。276万枚。
2位 CHAGE&ASKA「SAY YES」
…1991年発表。浅野温子・武田鉄矢主演のフジテレビ系ドラマ「101回目のプロポーズ」主題歌。282万枚。
1位 米米CLUB「君がいるだけで」
…1992年発表。安田成美・中森明菜主演のフジテレビ系ドラマ「素顔のままで」主題歌。289万枚。
と、ドラマも曲も歴史に名を残すラインナップですね。
1991年の「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」という2つの月9ドラマの大ヒットがドラマ主題歌=大ヒットの皮切りになった印象。
ちなみにドラマ5作品中2作品は北川悦吏子脚本!(「愛していると言ってくれ」「素顔のままで」)
歴代でのベスト10でも9曲が90年代。10位までがちょうど200万超えとなっているのですが、7位がチャゲアスの「YAH YAH YAH」、8位がミスチルの「名もなき詩」となっておりますが、200万枚を超える売り上げを記録したシングル曲が2曲あるアーティストはこの2組だけです。
というわけで、名曲が今尚輝き続ける背景にはテレビドラマの存在なくして語れない、というお話でした。