皆さんこんにちは、暑い毎日が続いてますね。皆さんは夏休みどちらか行かれましたか？私は先日まで広島に行ってきました。今回は広島のレポを送りたいと思います。

まず１日目は平和記念資料館、原爆ドームに行ってきました。原爆について学んだ事をお話しますね。アメリカは原爆効果を正確に測定する為には4.8キロ以上の市街地を持つ都市であり、国際連盟の協定で、捕虜を傷つけたり、殺してはいけない決まりの為、捕虜収容所がなく、焼夷弾（しょういだん）がまだ落とされていない、綺麗な状態で残されている都市を探していました。不運にも広島は全ての条件に、はまっていました。長引く戦争を終結させる為、降伏しない日本へ1945年8月6日8時15分晴天の日に原爆が投下され、広島市民35万人中、14万人の人が亡くなられました。（1945.12の時点で）

まず、原爆が投下される数日前の広島の都市の模型を見て下さい。（1写真）

１写真

次に投下された後すぐの広島の都市の模型を見て下さい。（2写真）

2写真

町、人、草、おもいで、全てを焼き、破壊されたような衝撃に陥りました!！
ホント何も無くなってしまいましたね。

次にどれだけ熱かったのか、熱で溶けたビンを見て下さい。（3、4写真）町はまさに灼熱地獄だった事がよく分かります。

3写真

4写真

三輪車の写真（5写真）を見て下さい。 伸一ちゃ ん（当時3才11ヶ月）は、 自宅前で、三輪車に乗って遊 んでいる時に 被爆しました。全 身に 火傷を負い、水、水 と、うめきながら、その夜亡くなったそうです。 翌日自宅 焼け跡から長女、次女の 遺骨を見つけたお父さんは、伸一ちゃんの 遺体を焼く気になれず、 一緒に遊んでいて死んだ友達の女 の子と手をつながせ、焼け 焦げた 三輪車と共に庭に埋めたそうです。その後、40年目に 墓所に 移す事を決意し 堀り起こし 葬式 をしたそうです。正直、私は声が出ませでした。

5写真

次に原爆ドーム（6写真）です。原爆ドームは原爆が落とされる前は、広島県産業奨励館であった。

6写真

広島の女 子高校生、楮山ヒロ子さんは1歳の時に自宅で被爆し、放射線障害が原因で急性白血病の為16歳で亡く なった 。「あの痛々しい 産業奨励館だけが、いつまで も、おそるべき原爆のことを後 世に訴えかけてくれるだろう 」と生前日記を書き残していた。この日記を読み感銘 を受け、平和運動を行っていた広島折鶴の 会が中心となって保存運動を始め、1966年に広島 市議会は永久保存することを決定した。被爆当時から残る数少ない建物で、後世に悲惨さを伝え続けている。なんと世界遺産に登録されている。

実社会では人を殺せば重罪になるのに、戦争は人を多く殺せば英雄になるのか？ホテルに帰ってからも、その矛盾を、ぼーっと考えていました。

皆さんも是非、世界で唯一、原爆を2発も落とされた。私達の日本を見てきて下さい。必ず何か感じるものがあるはず。

ヤマザキ